MENU

【フランス】7月14日はフランス革命記念日(パリ祭)!エッフェル塔の花火を見に行こう

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています
パリ祭

こんにちは、AYA@ponvoyage)です。

みなさん、7月14日がご存知ですか?

日本ではとくに祝日でもなくいたって普通の平日ですが、遠く離れたフランスでは、この日は祝日。

「Fête nationale française(フェト・ナシオナル・フランセーズ)」という、フランス国民祭の日なんです。

この日は誰もが知るシャンゼリゼ通りで軍事パレードが行われたり、夜にはパリのシンボル・エッフェル塔で盛大な花火が打ち上がります。

2012年にフランス・パリで暮らしていたわたしですが、その時はこの日のことをあまりよく知らず、微妙な場所で花火をみてしまったので、絶対にもう一度行きたいと思っていました。

そして、2016年にスタートした世界一周の締めくくりをこの「パリ祭」に選び、しっかり花火をこの目に焼き付けてきました!

行き方やベストポジション・注意点などをレポートしつつ、今後見に行く方の手助けになればとおもいます。

では、どうぞ!

目次
スポンサーリンク

Fête nationale française(通称パリ祭)

正式名称はFête nationale française(フェト・ナシオナル・フランセーズ)と言ってフランス国民祭のこと。

この日は、フランス共和国の成立を祝う祝日です。

革命記念日 とか、7月14日に行われるので 14 Juillet(キャトルズ・ジュイエ)と言われたりもします。

冒頭にも書きましたが、この日パリは午前中にシャンゼリゼ通りでフランス軍によるパレードや戦闘飛行機の空中ショー(トリコロールカラーの煙がでるもの)が行われ、夜にはエッフェル塔で花火が打ち上がります!

パリ以外でももちろん、フランス全土で国民がこの記念日を祝福します。

ざっくりとした歴史的背景

真面目に書くとすごく長くなってしまいますので、ざっくりと書きます。

[timeline title=”フランス革命記念日の歴史的背景”]
[ti label=”18世紀” title=”ルイ16世による絶対王政”][/ti]
[ti label=”” title=””]対外戦争・農作物の不作などによりフランス国内が貧困に
食べ物がなく苦しむ国民を見てマリーアントワネットが言った「パンがなければケーキを食べればいいのに」が有名ですね![/ti]
[ti label=”” title=”国全体の赤字で困る”]財政改革をはかる[/ti]
[ti label=”” title=””]すでに一般市民からはありえない額の税を徴収していたが、貴族からも巻き上げようとする[/ti]
[ti label=”” title=””]貴族たちは猛反対し、議会にかけるもどうするかなかなか決まらず国民の怒りはさらにヒートアップ。[/ti]
[ti label=”1789年7月11日” title=””]国民に人気のあった政治家ジャック・ネッケルが免職に。[/ti]
[ti label=”1789年7月14日” title=”バスティーユ牢獄の襲撃”]怒りに怒った国民がバスティーユ牢獄を襲撃。[/ti]
[/timeline]

このバスティーユ牢獄を襲撃した日が7月14日でフランス革命の始まり、のちにフランス共和国へ…といった感じです。

この日はエッフェル塔の花火を見に行くのがおすすめ

開催時間

23時〜23:35まで。

なぜこんなに遅いのかというと、ヨーロッパの夏は真っ暗になるのがこれくらいの時間なんです!

8時には暗くなってしまう日本よりもかなり遅く、びっくり!

エッフェル塔の花火鑑賞のベストスポット

パリ旅行で行きたい定番スポット:エッフェル塔エッフェル塔で打ち上がる花火、ぜひいい場所で見たいですよね!

わたしが思う一番のベストスポットは…

シャン・ド・マルス公園(Parc du Champ-de-Mars)です!

上の写真の、エッフェル塔の前にある広い公園です。

場所はこちら。

青空をバックにしてエッフェル塔が目の前に見えるので、早い時間から行って場所取り兼、ワインとチーズでピクニックなんていかがでしょう?

[chat face=”6AYA5.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] わたしも友人たちとピクニックをしながら時間をつぶし、念願の真ん前から花火を見ることができました! [/chat]

シャン・ド・マルス公園で花火を見るために

ライトアップされたエッフェル塔と花火

2017年のパリ祭の花火で、わたしが撮影したものです。

[chat face=”6AYA5.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 撮影技術がいまいちだけど、きれいでしょう? [/chat]

シャン・ド・マルス公園で見ると、こんなふうにライトアップされたエッフェル塔と音楽と花火をいっしょに楽しめちゃうんです♡

17〜18時には到着を!

パリ祭の花火を見るときのポイント

エッフェル塔を真正面から見られるこの公園で花火を楽しみたい!

…と誰もが考えるとおもうのですが、全員がそう考えているため公園内は時間が近づくにつれて 歩けないほど激混み します。

そのため、余裕を持って早めに行く必要があるんです!

シャン・ド・マルス公園は、画像に書いてあるメトロ8番線 École Militaire駅(エコールミリテール)で降りてすぐの場所にあります。

少し歩くと公園の入り口があり、普段は自由に出入りができるのですが、この日は入り口が閉められていて解放されるまで並ぶことになります。(画像の「ここに並ぶ」の場所)

わたしは17時半に友人と待ち合わせましたが、その時ですでに公園の前では長蛇の列が!

入り口が解放されたのは18時で、ひとりずつ荷物検査があるので座れたのはその少しあとでした。

解放されて1時間もすれば、公園の中は歩けないほどの人でいっぱいになります。

どんどん場所が取りにくくなるので、遅くても18時くらいまでには並びましょう!

ピクニックをするなら事前に必要なものを買っておこう

上記したようにこの日は公園内が歩けなくなるほどの人で埋まるので、食べ物が足りずあとから買い足しに行く、ということが不可能です。

長時間いることにもなるので、食べ物は多めに買っておくと安心ですよ!

エッフェル塔近くのカルフールまた、エッフェル塔の最寄駅École Militaire(エコールミリテール)の出口を出てすぐにカルフールというスーパーがあるので、もし開いているスーパーを見つけられなかった場合はここで食料調達ができます。

注意:荷物検査と持ち込めないものについて

普段は出入り自由な公園ですが、この日はテロ対策のため入り口で荷物検査を受ける必要があります。

  • 瓶の飲み物は持ち込み禁止(ワインなど)
  • どうしても持ち込みたい場合はペットボトルに移し替える
  • ペットボトルのふたを捨てる

これらが決まりなので、気をつけて下さい。

ペットボトルのふたを捨てるよう指示されるので、多く持っていくと倒れてこぼれたりとやっかいなことに…。

必要最低限しか持たないようにしましょう!

トイレは暗くなる前にすませる

公園内に仮設のトイレがありますが、暗くなってしまうと自分の座っていた場所がわからなくなってしまうので(実際そういう方を見かけました)、暗くなる前に行っておきましょう!

この時期、暗くなり始めるのは 21時頃 です。

注意2:メトロの駅が閉鎖されます

人でごったがえしてしまう為、近くの駅は終日、もしくは20時頃から閉鎖されます。

2017年のパリ祭で閉鎖された駅とその時間

  • Trocadero駅(6,9番線)出口終日閉鎖
  • Passy駅(6番線)20時以降閉鎖
  • École Militaire駅(8番線)20時以降閉鎖
  • La Tour Maubourg駅(8番線)20時以降閉鎖
  • Iéna駅(9番線)20時以降閉鎖
  • Alma Marceau駅(9番線)20時以降閉鎖
  • RER C線 Champs de Mars駅、Pont de l’Alma駅 20時以降閉鎖

もし宿泊している場所が遠い場合は、閉鎖されていない駅からのルートをはっきりさせておくと帰りやすいです。

深夜に帰ることになりますので、メトロが難しい方はできるだけタクシーやUberなどを利用してくださいね。

補足:花火の前の黙祷がありました

2016年の7月14日、同じようにニースで行われていた革命記念日を祝う花火の最中、トラックが突っ込みたくさんの人の命が奪われる痛ましい事件が起きたことは、ご存知の方も多いと思います。

盛大な花火の前に、静かに祈りをささげる時間がありました。

エッフェル塔が見えるホテルから鑑賞するのもおすすめ

ホテル プルマンパリ トゥールエッフェル

なんと!

ホテルのお部屋からエッフェル塔を見ることができ、かつパリ市内のホテルにしてはリーズナブルなお値段で宿泊できるのがここ「プルマンパリ トゥールエッフェル」です。

なお、わたしは泊まったことはありませんが同じときに友人がふたりここに宿泊して花火を見ていました。

[chat face=”utori.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] うらやましい…! [/chat]

正面からではなくエッフェル塔をななめから見る形にはなりますが、かなり近いので大迫力なこと間違いなしです!

プルマン パリ トゥール エッフェル (フランス パリ) – Booking.com

花火鑑賞に適しているほかのスポット

エッフェル塔の前だけでなく、ほかにも調べていてここいいな〜と思ったところもいくつかありました。

  • トロカデロ広場(シャンドマルス公園の反対側)
  • モンパルナスタワーの屋上
  • セーヌ川ディナークルーズ
  • パリ市内のセーヌ川沿い

個人的にはモンパルナスタワーの屋上がいいな〜と思います♡

この日ではないけど展望台に登ったことがあり、夜景にとても感動しました。

パリ祭の花火を見るのにおすすめ

展望台のすぐ下にはレストランもあり、この夜景+花火を見ながら優雅に食事…素敵すぎじゃないですか…?

次はここで見るのもいいな…!

まとめとおしまい

「革命記念日の花火をエッフェル塔の真正面で見る」というのが長年の夢だったので、世界一周の最後の夜に叶えられてとても嬉しかったです!

きらきらと色を変えていくエッフェル塔と、音楽に合わせて打ち上がる花火がもう最高でした!

毎年パフォーマンスが違うので、毎年見に行きたい!とおもってしまいます…!

みなさんの旅がいいものになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。AYAでした。

ほかに日本人旅行者も多く見かけたので、もしこの記事で興味を持ってくれた方がいらしたらぜひぜひ見にいってほしいです!

パリ旅行をきめたらまずはこの記事をどうぞ。

みなさんの旅がいいものになりますように。

最後まで読んでくださってありがとうございました。AYAでした。

この記事を書いた人

目次