こんにちは、AYA(@ponvoyage)です。
旅好きなみなさん、カウチサーフィンってご存知ですか?
カウチサーフィンとは、旅先で宿泊先を探している旅人と、自宅などを無料で提供(2020年からコロナウイルスの影響により有料になりました)してもよいと考える現地の人とをつなぐプラットフォームです。
わたしは世界一周中に、南米・アフリカ・ヨーロッパで計6回カウチサーフィンを利用しました。
現地に住む方と普通の旅行では味わえないような関わりが持てるところがとてもだいすきです!
わたしがカウチサーフィンだいすき、楽しい!とSNSなどで発信していると、何人かの方から「怖くないの?」とか「興味あります!ホストを選ぶ際に気をつけていることはありますか?」と質問をいただくことがありました。
嫌な思いをすることがないようホスト選びはかなり慎重に行っていたので、6回ともすべて親切なホストに恵まれましたが、女性ひとりでカウチサーフィンを利用した方が嫌な思いをした、という記事もちらほら見かけます…!
カウチサーフィンはとても良いプラットフォームな反面、安いからと安易に利用するとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そこで今回は、わたしがカウチホストを選ぶ際に気をつけていたこと・選び方のコツ・実際に起こったトラブルなどをご紹介します!
※この記事で紹介するポイントは絶対に安全と言い切れるものではありませんので、カウチサーフィンで宿泊する際は自己責任でお願いします。
カウチサーフィンってなに?
カウチサーフィンの公式サイトはこちら。
ざっくりとは上記で説明しましたが、まずは「カウチサーフィンって一体なんなの?」という方もいらっしゃると思うので、簡単な説明を。
カウチサーフィン(The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。
海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決ま る。
2020年、コロナウイルスの影響により無料ではなくなってしまいました。
現在は月額170円もしくは年間1,000円の会員費が必要です。
利用方法は、カウチサーフィンの公式サイトに登録し(Facebookと連動もできます。)、ホスト(泊める側)とサーファー(泊まる側)で連絡を取り合い、希望の日にちや条件などがマッチングすれば利用が可能です。
ここでは登録の仕方などは省略します。
カウチサーフィンの2つの魅力
ただより安いものはない!
カウチサーフィンの最大の魅力1つめは「無料で泊まれる」これに尽きます!
と、言いたいところですが無料ではなくなってしまいましたね…。
しかし年間1,000円の会員費なので、1年間で10泊すれば1日分は100円、お安いですね。
とくに物価の高い北欧あたりでは、ドミトリーでも1泊4,000円前後と高額です。
そんな時にカウチサーフィンを利用すれば宿泊費が浮くので最高じゃないですか?
宿泊費を浮かせる為にカウチサーフィンしている人はとても多いと思います。
一生ものの出会いがある!
もうひとつの魅力は「現地の人と関わることができる」ことです!
わたしは旅の中でいろいろな人に出会うのがだいすきなんですが、普通に観光していると現地の人とはなかなか出会えないですよね。
わたしは、カウチホストにその国の郷土料理やおすすめのレストランを教えてもらったり、一緒にオペラやバー、犬の散歩やプールに出かけたりして楽しい思い出をたくさん作ることができましたし、現地の人だからこそ知り得るお得な情報を教えてもらえることは、旅行者にとって非常に有益だとおもいます。
やってみたい!でも、怖くないの…?
そうですよね、みなさんそう思いますよね。
だって、見ず知らずの人がいきなり「無料」で泊めてくれるんですもん。
もちろんホストには男性もたくさんいるので、いろいろ良からぬことを想像してしまうと思いますし、実際に男性の家に宿泊し嫌な思いをした方もいるとおもいます。
わたし自身、いろいろな方に「怖くないの?」と聞かれますし、正直なところ毎回ホストに会うまではドキドキです。
でも、きちんと見極めれば楽しい滞在になること間違いなしなので、わたしが実際にホストを選ぶ際に気をつけていることを紹介しますね。
カウチサーフィンのホスト選びのポイント6つ
プロフィールをきちんと読む
これは当たり前といえば当たり前なのですが、ホストがどんな人か知るためにきちんと読みましょう。
おもしろおかしく書いている人もいれば、これだけじゃどんな人かわからない!というくらいあっさりしたプロフィールの人もいます。
プロフィールからその人がどんな人間なのかなんとなく読み取れると思います。
また、宿泊やリクエストの際に 独自のルール を設けている人もいるので、きちんと読んで理解した上でリクエストを送りましょう。
女性・カップル・家族を選ぶ
こちらは女ひとりです。
何かが起こるかもしれない男性よりは、女性の方が安心感大!なので、わたしは まずは女性を選んでいます。(もちろん男性でも素晴らしいホストはたくさんいます!)
また、ひとり暮らしではなくカップルや家族と一緒に住んでいる場合 もあります。
ひとり暮らしの男性の家に泊めてもらうよりも、 ずっと安心感がありますよね。
わたしも実際にコロンビアで男性の家に泊めてもらいましたが、彼は家族と一緒に住んでいて(レビューを読んでいてわかった)、ゲストルームに泊めてくれました。
素晴らしい家族でした!
リファレンス(評価)が多い人を選ぶ
これは絶対です!
逆の言い方をすると、リファレンスのない人には絶対にこちらからリクエストを送ったりしませんし、向こうから泊めてあげると申し出があっても絶対に受けません!
リファレンスは、そのホストの家に泊まったサーファーからの感想です。
ホストはどんな人だったのか?家はどうだったか?ホストとどんなことをしたか?など、そのホスト(サーファー側にもあります)がどんな人かを見極める重要なコンテンツです。
上記したように、カップルや家族で暮らしていることがわかる場合も多いので、必ずよく目を通します。
- ネガティヴなリファレンスがないか
- ホストが男性なら、女性からのポジティブリファレンスがあるか
に重点を置いて選んでいます。
要は、その人が自分ではない他の人から見てもいい人だったのか?ホストが男性ならば、女性がひとりで泊まっても安全だったのか?を見ます。
カウチサーフィンはひとつのコミュニティーなので、当たり前に出会い目的や体目的の男性もいますからね…。
証明(VERIFIED)のある人を選ぶ
プロフィールの周りが緑色で囲まれている人が、証明のある人です。
これは、絶対とは言い切れないのですが…。
カウチサーフィンには有料でアップグレードできるシステムがあり、「わたしは優良なホスト(サーファー)ですよ」、というしるしになっています。
年会費をクレジットカードで払ったという証明なので、あまり危ない人はいないと思います。
クレジットカードの情報をカウチサーフィンの会社が持っていますからね。
ただ審査などがあるわけではなく、お金を払えばもらえる証明でもあるので、信用しきるのは危険です!
きちんとプロフィールやリファレンスに目を通しましょう。
最終ログインが最近の人を選ぶ
女性が安全に、というよりはホスト選びのこつなのですが。
最終ログインが1ヶ月前、5ヶ月前、1年前などの人などもたくさんいます。
言い換えれば、相当な時間カウチサーフィンのサイトにはログインしていないということです。
こういう人たちにリクエストを送っても、見ない可能性が高い=マッチングする可能性が低いです。
リクエストを送る際は、最終ログインが最近の人を選びましょう!
お金の話はしない!
これはたまにあるんですが、カウチサーフィンのメッセージから「AirBnBで部屋を持ってる」とか、「最初の一泊は無料」とか「その日はホストできないけど安い部屋を見つけてあげる」とか言ってくる人がいます。
しかし!!
基本的にお金の絡む話は避けたほうが身のためです。
あとあとゴチャゴチャした問題に発展しかねないので、そういう話をしてこないクリーンなホストを選びましょう!
男性宅に泊まる際は、体の関係にご注意!
これはわたしではなく、人から聞いた話です。
やっぱりあるんですよね、男女が同じ家(部屋)に泊まるとそういう淫らなことが。
わたしの日本人男性の友人でカウチサーフィンをよく利用している人は、女性ホストの家に泊まり、同じベッドで寝て向こうからそういった行為をされたようです。
普通に報告されたけど、いやいや大丈夫なのか?病気とか…聞いた瞬間そう思ってしまいました。ありえないです。、気持ち悪い…。
同じベッドに寝るとわかったもんなら逃げだすくらいしないとだめかも、女の子は。
それから、カウチサーフィンでアルバニアの同い年の女の子の家に泊まった時に、そういうことはなかった?と聞かれました。
わたしはなかったよ〜と答えると、彼女が以前カウチサーフィンした際に自分とは別のサーファーも何人かいて、そのうちの男女1組がそういう行為をしていたと…。
まぁ、お互い合意の上なら何も言いませんが…。
と、こんなこともあるのでやっぱり見極めや質問が大事ですね。わたしはいままでホストと同じベッドに寝るってことはなかったけど(そんなことはないと思ってました…)、不安だったら質問してみるのもいいと思います。
まとめとおしまい
カウチサーフィンは、きちんとホストを見極めれば女ひとりでも全然怖くない!むしろ楽しい!というのがわたしの印象です。
今は旅行するのが難しい時期になってしまいましたが、また旅行ができるようになったらこれからもカウチサーフィンを使って外国の人や文化に触れていきたいと思っています。
みなさんの旅がいいものになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。AYAでした。